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予想外の150人京都泊 聖地応援も…まさかの“延泊”に「どうしようもない」

Full-Count / 2024年8月16日 9時5分

東海大相模のアルプス席【写真:小林靖】

■東海大相模の一般生徒は急遽“後泊”に

 台風の影響は甲子園にも響いた。第106回全国高校野球選手権大会は16日に大会第10日が行われ、第1試合で東海大相模(神奈川)と広陵(広島)が対戦。強豪校同士の対決に注目が集まるが、東海大相模の応援団には別の問題が起きていた。

 台風7号が関東地方に接近している影響で、東海道新幹線は16日の東京と名古屋間の上下線で終日運転を取りやめると発表した。この影響は高校野球にも直撃。第1試合の応援に駆け付けた、東海大相模の一般生徒約150人の帰る手段がなくなってしまった。

 元々、第1試合ということもありメンバー外の選手や吹奏楽、チアの部員たちは前日の午後8時に神奈川を出発。試合後は関西圏に宿泊予定だったこともあり問題はなかった。急遽予定変更があったのは一般生徒約150人だった。

 予定通り一般生徒は昨日に新幹線で移動。京都に前泊し、試合後に新幹線で神奈川まで帰る予定だったが、台風の影響もあり、甲子園には辿り着けたものの、帰る手段がなくなってしまった。計画運休を見越していた学校側は、急遽2日前に後泊することを決定。京都で約150人が泊まれる宿を、旅客業者に探してもらう事態となった。無事、全員が宿泊できる宿が見つかったが思わぬドタバタ劇となった。

 東海大相模の柴清先生は「台風はどうしようもないですけどね。無事に来られて本当に良かったです」と胸をなでおろした。台風の影響も乗り越え、約1400人の大応援団が聖地から声援を送った。(木村竜也 / Tatsuya Kimura)

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