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大谷翔平への被弾で変わった運命 愚行で退団→新天地で無双の0.83…「えっ、本当に?」

Full-Count / 2024年8月18日 15時44分

カブスのホルヘ・ロペス【写真:Getty Images】

■大谷翔平への被弾後に悪態→退団…ホルヘ・ロペスが新天地のカブスで大活躍

 ドジャース・大谷翔平投手に一発を食らった後の振る舞いが物議を醸し、“戦力外”となった右腕が新天地で躍動している。ホルヘ・ロペス投手はカブス移籍後、19登板で防御率0.83。無双投球を続けている。

 今季メッツに加入した31歳右腕は5月29日(日本時間30日)の本拠地・ドジャース戦に救援登板し、大谷に14号2ランを浴びた。その後、フリーマンの打席でハーフスイングがノースイングと判定されたことで三塁塁審に激怒。口論の末に退場を告げられると、グラブを客席に放り投げて退いた。こうした行動をメッツは問題視。翌30日(同31日)にDFA(事実上の戦力外)とし、6月5日(同6日)に放出した。

 ロペスはこの試合後に「後悔していない。僕はおそらく、MLB全球団の中で最悪のチームにいると思っている」と球団批判とも見られる言葉を発したとされる。一方でDFA発表後にはSNSで「何よりもまず、チームメート、コーチ、ファン、そしてフロントの皆さんに謝罪をします。私のフィールド内外(の振る舞い)で皆さんを失望させてしまったと感じています」と謝罪していた。

 ロペスはその後、同11日(同12日)にカブスとマイナー契約。同28日(同29日)にメジャー昇格すると、快進撃が始まった。19登板で防御率0.83。21回2/3を投げて23三振を奪い、失点は僅かに2だ。メッツでは28登板で防御率3.76。まさに別人のような活躍を見せている。

 地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」は公式X(旧ツイッター)に「カブスの救援陣は6月27日以降、防御率がMLBで最高だ」とし、上位3球団を紹介した。カブスが1.95、エンゼルスが2.61、レイズが2.82となっている。この好調ぶりにファンは「それを春先からやりなさい」「えっ、本当に?」「ようやっとる」とコメント。ブルペンを支えるロペスに対しては「めっちゃ活躍してるじゃん……欲しかった」などと声が寄せられた。(Full-Count編集部)

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