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大社アルプスは「もの凄かった」 見せ続けた執念…神村学園指揮官が示した敬意

Full-Count / 2024年8月19日 19時18分

大社戦の指揮を執った神村学園・小田大介監督【写真:小林靖】

■神村学園は2年連続準決勝進出となった

 第106回全国高校野球選手権大会は19日、大会第12日が行われ、準々決勝第4試合では神村学園(鹿児島)が大社(島根)を8-2で下し、2年連続での4強入りを決めた。神村学園の小田大介監督は、大社の大応援団を「想定内でやったけど……正直、もの凄かったです」と振り返った。

 今大会ではアルプス席を紫色に染めた大社の大応援団が話題となっていた。この日も同校の応援団責任者によると、ブラスバンド含む450人の在校生が駆けつけ、2800枚のアルプスのチケットは完売。アルプスがぎっしりと埋まり、大きな声援を送っていた。

「いろんな映像をみた時にものすごい応援だったので、自分たちへの声援と思えるか。もしくは、甲子園には魔物がいると言われますが、私の表現的には魔物はいないと思っている。ああいう状況になったときに、自分の心にブワッと圧力かかった時に、それが襲いかかるから、それが魔物。すべて魔物を作り出すのは自分自身の心と思っているので、そういう時こそ、自分を応援してもらっているとか、どっしり構えていこうと想定内でやったんですけど……正直、ものすごかったです」

 4回までは2-2の接戦。最終的には8-2となったが、ユニホームを泥だらけにして出塁してくる大社ナインには敬意を示した。「粘り強いし、簡単に三振しない。何とかバットに当ててゴロにして相手に補って、投げて、捕るまでの3プレーをさせたりとか、ちょっとでもファウルで球数投げさせたりとか、普通のチームではできないことをやってきた。素晴らしいチームで、こんな粘り強いチームはなかなかなかった。すごく強敵でした」と語った。

 神村学園は2年連続で準決勝へ駒を進めた。「昨年ベスト4、今年もベスト4にたどり着けたのは選手たち頑張った結果です。ただ、ここで満足することなく、もう1個、もう2個頑張ってみようということでやってきた。とりあえず、1度目の“決勝戦”が終わったという感覚です」。初優勝を見据えて、力強く言い切った。(Full-Count編集部)

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