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吉田正尚、メジャー初の代打弾→今季初の打率3割 後半戦OPS1.056も…チームはサヨナラ負け

Full-Count / 2024年8月20日 11時56分

代打本塁打を放ったレッドソックス・吉田正尚【写真:ロイター】

■敵地・アストロズ戦の6回に代打で出場→勝ち越し2ランを放った

【MLB】アストロズ 5ー4 Rソックス(日本時間20日・ヒューストン)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は19日(日本時間20日)、敵地で行われたアストロズ戦の6回に代打で出場し、メジャー初となる代打本塁打を放った。7試合連続安打と上り調子で、打率は今季初めて3割を超える.300に上昇。しかし9回にサヨナラ本塁打を浴び、チームは4-5で敗れ2連敗となった。

 アストロズの先発が菊池雄星投手とあり、日本人対決が期待されたが、今季対左腕に対して打率.222、OPS.639と苦手にしていることもあってか、スタメンを外れた。しかし2-2で迎えた6回2死一塁で菊池が降板。右腕タイ・スコットに代わると、レッドソックスは代打に吉田を送った。

 カウント1-1からの3球目、ストライクゾーンから外れた高め92.9マイル(約149.5キロ)の直球を一閃すると、打球はそのまま左翼席へ飛び込む勝ち越し2ランとなった。打球がフィールドに戻ったことで吉田は二塁ベース上で一度はとどまったものの、審判団が本塁打と判定してホームに生還。その後にビデオ判定となったが、無事に認められて笑顔を見せた。

 9回は左腕ジョシュ・ヘイダーに抑えられたが、打率は今季初めて.300を突破。しかし直後にケンリー・ジャンセン投手がヤイナー・ディアズ捕手に痛恨のサヨナラアーチを被弾。4-5で敗れ、吉田の9号は空砲に終わった。

 2年目の今季は5月1日(同2日)に左手親指の付け根を痛めて負傷者リスト(IL)入りし、6月11日(同12日)に復帰。7月以降は徐々に調子を上げ、後半戦は打率.372、5本塁打、21打点、出塁率.460、OPS1.056と猛打を披露している。試合前には、メジャーリーグ機構が発表した12日~18日(同13日~19日)の週間MVPの候補に入った。(Full-Count編集部)

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