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大谷翔平は「危険な打者になる」 指揮官は復調確信…5戦連続安打に「打席内容がいい」

Full-Count / 2024年8月22日 14時51分

試合後、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:川村虎大】

■5回に右中間へ痛烈な安打…すぐさま二盗を決め40-40にWリーチ

【MLB】ドジャース 8ー4 マリナーズ(日本時間22日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・マリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数1安打1盗塁1四球だった。後半戦から調子を落としていたが、5戦連続安打。デーブ・ロバーツ監督も「ショウへイは打席内容がいい」と復調を確信していた。

 初回の第1打席は空振り三振に倒れたが、3回2死一塁では四球で出塁し、ムーキー・ベッツ内野手の左線二塁打で生還した。5回1死の第3打席は右中間へ痛烈な安打。さらに今季39個目の盗塁を決めた。これで39本塁打、39盗塁で40-40に“ダブルリーチ”をかけた。

 5試合連続安打で打率.291。指揮官は「ショウへイは打席内容がいい。四球も選んでいるし、ストライクゾーンに来た球を打っている。彼が自分の前、後ろ、そして周りを見回すときは、さらに良い、危険な打者になると思う」と絶賛した。

 チームは復帰したマックス・マンシー内野手が2本の二塁打を放った。復帰後は3試合で2本塁打6打点。指揮官は「どの打席も重要であることを理解して、彼はチームを救いあげてくれた」と感謝した。さらに、トミー・エドマン内野手も19日(同20日)から合流。ドジャースの強力打線が完成し、10安打8得点で4連勝。13連戦を10勝3敗で終えた。「9人全員が(投手に対して)競い合うと、相手投手には負担がかかる」「このシリーズで打線はまるで野球教室のようなプレーだった」と指揮官は喜んだ。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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