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“世界2位”で話題、関東一チアが復活 2試合不在も…大会終えアルプスへ

Full-Count / 2024年8月23日 10時8分

声援を送る関東一のチアリーディング部【写真:中戸川知世】

■準々決勝、準決勝では大会の影響で不在

 頼もしい存在が応援席に戻ってきた。第106回全国高校野球選手権大会の決勝戦が23日に行われ、関東一(東東京)のアルプスには、2試合不在だったチアリーディング部が大会を終えて駆けつけた。初優勝へ、ナインの背中を押す。

 10日に行われた明徳義塾(高知)との3回戦では、高音を響かせるトランペットが話題の吹奏楽部と、世界学生チアリーディング選手権で2位となった実力を誇るチアリーディング部が力を合わせ、チームを後押しした。しかし、準々決勝と準決勝は大会の影響でアルプスには不在。決勝に進めば甲子園でまた応援できるという“条件”がある中、野球部は見事に初の決勝進出を果たした。

 チアリーディング部は、22日に行われた「USA チアリーディング&ダンス学生選手権大会 2024 EAST」の1部で惜しくも2位に終わり、夕方に関西に移動。1泊して甲子園に駆けつけた。

 同部の岩口凛香さん(2年)は、「前の試合は応援できませんでしたが、野球部さんが勝ち進んでくれた。私たちも昨日の結果を悔しんでいるんじゃなくて、切り替えて今日の決勝を応援しようとみんなで話しました」と語った。

 野球部は、京都国際と初となる優勝をかけて戦う。関東一のアルプスには多くの人が詰めかけ、紫に染まっている。(上野明洸 / Akihiro Ueno)

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