甲子園沸かせた左腕、154キロ右腕、豪快弾の大砲も… 侍J高校代表から漏れた主な選手

大阪桐蔭・平嶋桂知（左）と大社・馬庭優太【写真：加治屋友輝】

■大社・馬庭、青森山田・原田＆吉川、大阪桐蔭・平嶋らは選出されず

「第13回BFA U18アジア選手権」（9月2日～8日、台湾・台北、桃園）に出場する侍ジャパン高校代表18人が23日に発表された。この日決勝戦が行われた第106回高校野球選手権大会で旋風を巻き起こした大社（島根）の馬庭優太投手らは選出されなかった。

　報徳学園（兵庫）や早実（西東京）など強豪を撃破して準々決勝進出を果たした大社からは選出ゼロ。3試合連続で完投し、8強入りの立役者となった左腕・馬庭は選ばれなかった。やはり準々決勝にコマを進めた滋賀学園からも選出はなかった。

　甲子園でインパクトを残した選手では、石橋（栃木）との3回戦でバックスクリーン右に本塁打を放った青森山田・原田純希内野手や、東海大相模（神奈川）との準々決勝で先制本塁打を放った関東一・高橋徹平内野手らが選ばれなかった。

　U-18日本代表候補合宿に参加していた最速154キロ右腕の大阪桐蔭・平嶋桂知投手、広陵・只石貫太捕手、青森山田・吉川勇大内野手、神村学園・正林輝大外野手らも選出されなかった。（Full-Count編集部）