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今永昇太、10勝目も「気にしてない」 日本人9人目の快挙も…「心の底から思う」

Full-Count / 2024年8月25日 8時47分

マーリンズ戦に登板したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

■今永は7回4安打2失点で防御率3.08、鈴木は5打数3安打4打点で打率.271

【MLB】カブス 14ー2 マーリンズ(日本時間25日・マイアミ)

 カブスの今永昇太投手は24日(日本時間25日)、敵地・マーリンズ戦で7回4安打2失点と好投し、今季10勝目を挙げた。メジャー1年目での2桁勝利は昨年の千賀滉大(メッツ)に続いて日本人9人目。防御率3.08。試合後、今永は勝ち星への考え方を語った。

「本当にそこは意識してなくて。心の底から思うんですけど、そうではなくて、自分が投げている試合でどうかということにフォーカスしているので。自分が何勝何敗というより自分が投げた試合でチームが何勝何敗かが一番大事なので。自分に負けが付かなくても、チームが負けている時がある。特に自分につく勝利はあまり気にしていないです」

 投球は万全だった。初回から3イニング連続で3者凡退の上々の立ち上がり。4回、先頭・ナービに中越えソロを被弾。5回1死にもヘンズリーの右中間ソロを浴びたが、7回まで投げ切った。それでも、試合後はさらに長い回を投げなかったことを反省。「次回は8回のマウンドにも上がれるような投球をしたいです。早いカウントから振ってくる予測はあったので、強引な投球より前に飛ばさせてアウトにする戦略が成功できて良かったです」と表情を引き締めた。

 鈴木誠也外野手が2本塁打を含む3安打4打点を挙げるなど大量リードに守られ、6日(同7日)の本拠地・ツインズ戦以来の勝ち星を挙げた。マーリンズ本拠地ローンデポ・パークでの登板は、昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝・米国戦以来。「この湿気、天気の感じは『あの時もそうだったな』と思い出してきましたし、1年後にここに立っているのは嬉しい気持ちです」。思い出の残るマイアミで節目の10勝目を挙げた。(Full-Count編集部)

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