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大谷翔平、歴史的快挙でLA紙をジャック 辛口記者も「偉大さは無限」…日米で止まらぬ称賛

Full-Count / 2024年8月26日 13時24分

ドジャース・大谷翔平【写真:松本洸】

■サヨナラ満塁弾で40-40達成…LAタイムズが大谷を絶賛

 2日経っても偉業が色褪せることはない。ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地・レイズ戦で自身初のサヨナラ満塁本塁打を放ち、史上最速で40本塁打、40盗塁を達成した。2日後の25日(同26日)、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のスポーツ面をドジャースがジャック。歴史的快挙を称えた。

 打球が高々と上がった瞬間、記者席の記者から「うわぁ……」と少し引き気味の声が漏れた。9回2死満塁。史上6人目の大台は、アルフォンソ・ソリアーノの147試合を大幅に更新した最速記録で、かつ自身初のサヨナラ本塁打。さらに史上初の同一試合での達成と記録ずくめだった。

 大谷はヘルメットを投げ捨てナインの待つホームへ。右中間と左中間にあるモニターに40-40を祝う画面が表示され、観客は総立ち。特大のMVPコールが鳴り響いていた。一夜明けた24日(同25日)には、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」などに寄稿するダグ・パディラ記者が「昨日は寝れた?」と記者を慮ってくれた。

 ロサンゼルス・タイムズの辛口でも知られる大御所コラムニスト、ビル・プラスキー氏は「オオタニが野球界の選ばれしクラブに入ったことは、彼の偉大さが無限大であることを示している」と絶賛。裏面にも「オオタニの偉業に限界はない」と綴った。

 史上最速での40-40。翌日には41号を放ち、史上初の45-45、50-50も視野に入る。「自分の数字が上がってくると同時にチームが勝てるように」と本人は勝利を最優先。ただ、日本だけでなく米国でもさらなる偉業を期待されているのは間違いない。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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