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中日23歳が“12球団最強” 次代の4番のもう1つの武器…衝撃の12.1「うまいよなー」

Full-Count / 2024年8月26日 16時46分

巨人戦に出場した中日・石川昂弥【写真:加治屋友輝】

■「UZR1000」で12球団トップの12.1と好守を発揮

■巨人 2ー0 中日(25日・東京ドーム)

 中日・石川昂弥内野手の守備に絶賛の声が集まっている。25日に東京ドームで行われた巨人戦では、安打性の痛烈な打球を好捕。好投を続けていた大野雄大投手を助けるファインプレーを見せ、「これは守備職人」「守備も固すぎて最高」などとコメントが寄せられた。

 6回2死二塁、浅野翔吾外野手が一塁線へ飛ばした打球に石川はさっと反応。体を一回転させながらキャッチし、一塁ベースを踏んでアウトを完成させた。

 この美技には竜党も大絶賛だ。「やっぱ昂弥守備上手い」「石川ってファーストの守備うまいよなー」「ほんとめちゃくちゃ凄い」「ファースト石川昂弥はマジかよ! って守備してくれるから好き」などとの声があがっている。

 石川の一塁守備の凄さはデータからも裏付けられている。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、今季一塁を250イニング以上守った15選手中、守備全般での貢献を示す「UZR」で石川は2位の3.1をマークしている。さらに1000イニングごとのUZRを示す「UZR1000」では断トツの12.1。圧倒的な数字だ。

 本職の三塁でも91イニングでUZR1.8と、こちらでも高数値を残している。今季は開幕1軍入りを逃し、その後も2度の抹消を経験したが、2軍では打率.285、7本塁打、OPS.837と結果を残してきた。再昇格後は守備だけでなく自慢の打撃でも実力を発揮し、57試合で打率.282、3本塁打を記録している。2019年ドラフト1位で入団した大器が、攻守両面で飛躍の時を迎えようとしている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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