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202億円元スターが今季終了…刻んだ絶望の“-1.2” 残り3年も米辛辣「史上最悪の契約」

Full-Count / 2024年8月27日 13時21分

タイガースのハビアー・バイエズ【写真:Getty Images】

■バイエズが腰痛手術で今季終了…80試合で打率.184、6本塁打、OPS.516

“元スター”がまた炎上している。タイガースは26日(日本時間27日)、腰椎の炎症で10日間の負傷者リスト(IL)入りしていたハビアー・バイエズ内野手を60日間のILに移行したと発表した。また、AJ・ヒンチ監督はバイエズが右腰の手術を受ける予定で、シーズン終了になることも合わせて伝えた。6年1億4000万ドル(約202億円)の契約を結んで以降は不振と故障を繰り返し、米ファンの間には「なんという契約」「引退してくれ」と辛辣の声が溢れている。

 2022年からタイガースと6年1億4000万ドル(約202億円)の大型契約を結んだが、3年連続でOPS.700以下の大不振。今季は80試合で打率.184、6本塁打、OPS.516と悲惨な数字で、カブス時代の2018年には打点王のタイトルを獲得したが見る影もない。自慢の守備でも精彩を欠き、勝利貢献度WAR-1.2は699人中687位と、むしろ足を引っ張っている形だ。

 腰痛手術の発表を受け、米メディアは一斉に報道。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では「タイガースに移籍してから、成績が急降下したのは腰が原因だとすれば少しは納得がいく」としながらも、「今シーズン250打席以上立った選手でwRC+が彼よりも下回っているのはドルーリーだけだ。バイエスはここ数年で守備の指標も低下しており、彼の契約は現時点で史上最悪の契約の1つとして考えられている」と、“不良債権”について言及した。

 さらに同メディアは、成績が多少改善されなくても「チームは喜んで引き受けるだろう」とも。タイガースは現在、若手の出場機会を増やす方針のため「バイエズがそこそこのユーティリティ枠、あるいはベンチ要因になったとしても、この3シーズンの悲惨さを考えるといい慰めになる」とした。

 バイエズの契約は残り3年7300万ドル(約106億円)。ここ3年の成績は金額に全く見合っているとは言えず、「ファンはものすごく失望している」「いなくなったことは、いいことだ」「タイガースにとっていいニュース」「チームにとっていいこと」と、ファンの目も冷ややかだ。果たして31歳の元スターは、手術を経て来季、かつての姿を取り戻せるだろうか。(Full-Count編集部)

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