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大谷の40号…もみくちゃ争奪戦→ゲットに狂喜 幸運の男が語る舞台裏「完全に大騒ぎ」

Full-Count / 2024年8月28日 7時10分

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■大谷の「40-40」記念球…敵軍外野手がスタンドへ投げ返した

 ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)に本拠地・レイズ戦で自身初のサヨナラ満塁弾を放ち、史上6人目のシーズン40本塁打&40盗塁となる「40-40」を達成した。打球は右中間席で跳ね返り、グラウンドへ戻ったが、拾ったレイズ中堅のホセ・シリ外野手はスタンドへ投げ入れた。これをキャッチしたトロイ・ブレンテオさんが、米メディアに対し「今まで生観戦した試合で最高の試合の1つでした」と喜びを語った。

 大谷は3-3の9回2死満塁から自身初のサヨナラ弾となる40号満塁アーチを右中間スタンドに突き刺した。フェンスをギリギリで越えるような当たりで、1度は最前列のファンが捕球しかけたが、キャッチできずに弾いてボールはグラウンドに。これを拾ったシリが再びスタンドへ投げ返した。

 激しい争奪戦の末にキャッチしたブレンテオさんが元ラジオ局「AM570 LAスポーツ」のインタビューに応じた。「(周囲は)完全に大騒ぎの状態でした。(目の前で)起きていることが、信じられませんでした。今まで生観戦した試合で最高の試合の1つでした」。

 司会者から「最終的に、突然あなたの元にボールがやってきたというわけですね」と問われると「はい。実は、彼(シリ)がボールを投げ返したことには気が付きませんでした。時間の感覚が少しおかしくなったんです。フィールドに戻ったとは思わず、本塁打をキャッチしたと思ったんです。あとで彼がボールを投げ返す動画を見て、気が付きましたよ。実は(投げ返されたボールが最初)グラブのなかに入ったんです。そうしたら、スクランブル(争奪戦)が始まったんです」と振り返った。

 ブレンテオさんは自身のインスタグラムに大谷のサヨナラ弾の瞬間から、ボールをゲットするまでの一部始終を投稿。シリによってボールが投げ込まれると、一瞬にしてもみくちゃとなり、カメラも映像がぶれまくった。

 最終的にボールを手に入れたブレンテオさんが狂喜乱舞。雄叫びを上げながら周囲とハイタッチ。興奮はおさまらず、ドリンクが入っているコップを手に取り、自ら頭にかけて奇声をあげていた。大谷のお宝記念球だけに、喜び方も尋常ではなかった。(Full-Count編集部)

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