大谷翔平、3戦ぶりノーヒットも…ド軍2連勝でメジャー最速80勝 4差でDバックスとの首位攻防戦へ

オリオールズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真：松本洸】

■本拠地・オリオールズ戦に「1番・指名打者」で出場…5打数無安打に終わった

【MLB】ドジャース 6ー3 オリオールズ（日本時間30日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は29日（日本時間30日）、本拠地・オリオールズ戦に「1番・指名打者」で出場し、5打数無安打2三振だった。5試合ぶりのノーヒットで打率.292。チームは強豪オリオールズに2連勝し、メジャー今季最速で80勝に到達した。

　左腕ポヴィッチと初対戦。初回先頭の第1打席は鋭い当たりも中直だった。2回2死一塁で迎えた第2打席は2球で追い込まれ、外角の91.2マイル（約丸キロ）のシンカーに見逃し三振を喫した。4回無死二塁の第3打席は浅い中飛だった。

　前日28日（同29日）の同カードでは、自らのボブルヘッドデーで42号先頭打者弾を含む2安打2盗塁の活躍を見せていた、ここまで2戦連続マルチ安打を放っていたが、6回先頭の第4打席は見逃し三振、8回無死一塁の第5打席は左飛だった。5打数無安打の“小休止”で打率.292、OPS.990となった。

　チームは2回無死二塁でクリス・テイラー外野手の右適時打で先制。4回にも4点を加えた。5回には先発のボビー・ミラー投手がカウザーに3ランを浴びたが、リードを守り切った。この日、ナ・リーグ西地区ではドジャースを除く4球団が敗戦。翌30日（同31日）から4連戦を戦う2位ダイヤモンドバックスとのゲーム差は4となった。（Full-Count編集部）