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大谷翔平よりも…「真のMVP」 敵地で起きた“賛同の声”に米大激論「チャンスはゼロ」

Full-Count / 2024年8月30日 17時52分

メッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】

■リンドーアが敵地Dバックス戦で同点弾→MVPコールが起きた

【MLB】メッツ 3ー2 Dバックス(日本時間30日・アリゾナ)

 メッツのフランシスコ・リンドーア内野手が29日(日本時間30日)、敵地・チェイスフィールドで行われたダイヤモンドバックス戦に「1番・遊撃」で先発出場。1-2の6回に28号ソロを叩き込んで試合を振り出しに戻した。チームを救う同点弾に、敵地にも関わらず「MVPコール」が起こったが、「彼が真のMVP」「冗談だろう」と米では賛否両論となっている。

 メッツが1点リードされた6回、11球粘った末にカウント3-2から右翼席へ同点28号ソロを放った。打った瞬間に雄叫び。拳を掲げながら上げながらダイヤモンドを一周した。米放送局「FOXスポーツ」の公式X(旧ツイッター)は「フランシスコ・リンドーアがホームランを打ち、チェイス・フィールドでM・V・Pのチャントが起こった」として動画を投稿。敵地で起きた「MVPコール」を紹介した。

 リンドーアは試合前の時点で打率.270、27本塁打、78打点、25盗塁の好成績をマーク。遊撃守備でも出色の成績を残し、MVP投票でも重要視される「WAR」(ファングラフス版)では、ドジャース・大谷翔平投手(6.4)を上回るリーグ1位の6.6を記録していた。打撃成績や印象度では大谷に軍配が上がる一方、WARの観点からリンドーアをMVPに推す声もあり、たびたび議論が巻き起こっている。

 この試合ではチームを救う劇的な一発を放ち、メッツファンと思われる複数人から「MVPコール」が起きた。しかし、FOXの投稿などには賛否が分かれる結果に。「彼はMVPコールに相応しい」「彼が真のMVP」と賛同するファンもいれば、「ありえないね」「彼が話題に上がっているのは素晴らしいけど、オオタニが取ることは分かってるよね」「オオタニが50-50を達成しそう。リンドーアのチャンスはゼロだよ」「やめてくれ! MVPはLAにいる!」などとの意見が寄せられている。

 現時点では、史上2人目の42-42を達成している大谷が最有力との見立てだが、トータルパッケージで勝負するリンドーアが逆転するのか。最後までシーズンから目が離せない。(Full-Count編集部)

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