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侍U-18に立ちはだかる見えない敵 アンダーシャツ“改造”も…台湾の洗礼は「色々大変」

Full-Count / 2024年9月2日 9時33分

台湾ドームで練習をするU18日本代表・花田悠月(左)【写真:木村竜也】

■2日から台湾で「第13回BFA U18アジア選手権」…日本は初戦で香港と対戦

 若き侍戦士に意外な“敵”が待ち構えていた。2日から台湾で開催される「第13回BFA U18アジア選手権」に出場する侍ジャパンU-18日本代表は1日、大会前最後の練習を台北ドームで行った。打撃練習では終始快音を響かせ、状態がよく見える一方で、選手たちは日本とはひと味違った“見えない敵”と戦っていた。

 香港と対戦するオープニングラウンド(グループB)初戦前日、若き侍たちは台北ドームで公式練習を行った。智弁学園の花田悠月内野手(3年)や、早実の宇野真仁朗内野手(3年)ら、甲子園で木製バットを使用してきた選手を筆頭に、複数の選手が柵越えを放つなど快音を響かせた。第11回大会(2016年)以来、2大会ぶり6度目の頂点に向け、大会に向けてすべてが万全に見えた一方で、選手たちの額には汗が目立った。

 この日の台北の気温は最高33度ほど。外にいるだけで汗が止まらない。ドームで直射日光は遮られるものの、凄まじい蒸し暑さ。気温以上に暑く感じる気候に花田は「(暑さが)凄いですね。台湾は11月まで半袖で過ごせるくらい暑いと聞いていましたが、その通りでした。ジメジメしていて、3回シャワー浴びたりしています」と汗をぬぐう。

 さらに「長袖のアンダーシャツが配られたんですけど、(袖を)バーって切って半袖にしました(笑)。甲子園は七分袖でやっていましたけど、汗が袖を便って手のひらまで落ちてくるので、色々大変で」とも。半袖に“改造”せざるを得ないほどだった。

 この暑さについて小倉全由監督は「いやでもね、甲子園で慣れていますから(笑)。国際大会ですし、気合いを入ってやってくれると思いますよ」と笑顔で話した。

 今年は日本もすさまじい暑さに見舞われた。甲子園でも2部制や、クーリングタイムなど様々な暑熱対策が取り入れられたが、台湾でも課題は同じようだ。初戦は午後2時半試合開始。最高気温はこの日と同じく33度予想の中、“見えない敵”との戦いをも制して勢いに乗りたい。(木村竜也 / Tatsuya Kimura)

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