巨人優勝なら「MVPは一択だよ」 続く無双…34歳右腕が衝撃の0.71「3冠いけるかも」

巨人・菅野智之【写真：小林靖】

■菅野が2日の阪神戦で13勝目…勝利数＆勝率でトップ、防御率も4位につける

■巨人 3ー1 阪神（1日・甲子園）

　巨人・菅野智之投手が1日の阪神戦（甲子園）で、今季13勝目（2敗）を挙げた。7回1失点（自責0）で自身6連勝。勝利数、勝率でトップに立ち、防御率も1.66で4位につける。広島との激しい首位争いの中で、出色の働きを見せる34歳にファンは歓喜。「普通にシーズンMVPも取れるでしょ」「投手3冠いけるかも」と声をあげている。

　降りしきる雨の中、菅野は安定した投球を披露した。7回110球を投げて、失点は失策絡みで許した1点のみ。7回終了時点で雨天コールドとなった試合で貴重な勝利を挙げた。13勝は中日・高橋宏ら3投手に2差つけてトップ。勝率.867も1位で、防御率は1.66で4位につける。WHIP0.95もリーグトップだ。

　7月21日の中日戦から7登板で6勝無敗。この間のQS率は100％で、防御率は0.71（50回2/3で自責4）と驚異的な数字を残している。毎週日曜日にマウンドに上がり、好投を続ける右腕。4勝8敗に終わった昨季を経て、また新たな充実期を迎えている。

　過去に最多勝利3度、最優秀防御率4度、最高勝率を1度獲得。シーズンMVPに2度（2014、2020年）、沢村賞に2度（2017年、2018年）輝いている。今季の躍動にファンの期待も高まる。SNSには「優勝ならMVPは菅野かな」「巨人が優勝したらMVPは菅野一択だよ」「まさにエース」「よく復活してくれた」「精神力が凄すぎる」「防御率がポイントだけど、3冠もありそう」とコメントが寄せられている。（Full-Count編集部）