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顔面に打球直撃…元西武31歳が骨折の“悲劇” 台湾球団にドラ1入団も、2か月後の衝撃

Full-Count / 2024年9月2日 15時51分

元西武・呉念庭【写真:小林靖】

■台鋼ホークスにドラ1入団の呉念庭…打球を顔面に受けて鼻骨と眼下底を骨折

 昨季まで西武でプレーし、今季から台湾プロ野球(CPBL)「台鋼ホークス」に加入した呉念庭内野手が8月31日の楽天モンキーズ戦で大怪我を負った。守備の際に打球が顔面を直撃。球団によると、鼻骨と眼窩底を骨折し、近日中に手術を受けるという。

 試合途中から一塁の守備に就いた呉念庭。8回に強いゴロが飛んできた。逆シングルでキャッチしようとしたが、左腕に当たって顔面を直撃。もんどりうって倒れ込んだ。そのまま立ち上がれずに担架に乗せられて搬送。球場は騒然とした雰囲気に包まれた。

 球団はSNSで容態を報告。「眉間と鼻梁に打球を受け、病院に運ばれ検査を受けた。医師の診断によると、鼻骨と眼窩底の骨折で、脳震とうの症状が見られたという」と説明した。近日中に手術を受けると見られ、長期離脱は避けられない事態となった。

 台湾出身で31歳の呉念庭は、共生高(岡山)に留学。第一工大を経て、2015年ドラフト7位で西武入りした。通算382試合で220安打、打率.224、16本塁打をマーク。昨季限りで退団した。

 今年は台湾社会人野球チームでプレー。6月28日のドラフト会議で台鋼から1位指名された。ここまでの成績は36試合で打率.240(129打数31安打)、2本塁打13打点、OPS.605となっている。(Full-Count編集部)

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