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ド軍指揮官ニンマリ…大谷翔平の3盗塁に「最高だ!」 前人未到の50-50も太鼓判

Full-Count / 2024年9月3日 9時26分

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

■1試合3盗塁で44-46…シーズン51-54ペース「アグレッシブな考え方がいい」

【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で自身2度目となる1試合3盗塁をマークした。史上初の「44本塁打&44盗塁(44-44)」を達成し、46盗塁まで数字を伸ばした。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「I love it!(最高だ!)」と絶賛した。

 大谷は「1番・指名打者」で出場し、初回の第1打席は打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の痛烈な右前打。3回無死二塁の第2打席は二ゴロに倒れたが、4回2死三塁の第3打席。四球で出塁すると、ベッツの打席で3試合ぶり44盗塁目。史上初の44-44を達成した。

 さらに7回1死の第4打席ではこの日2本目の右前打で出塁し、ベッツの打席で二盗、三盗と連続で成功させた。8月3日(同4日)の敵地・アスレチックス戦以来、日米通じて2度目の1試合3盗塁。7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から23回連続で成功させ、成功率は.920となった。

 試合後、ロバーツ監督は「彼のアグレッシブな考え方がいいね。この盗塁が状況的なチャンスを生んでいる」と絶賛。シーズン換算で51本塁打&54盗塁ペース。史上初の「50-50」も射程圏内となっているが、指揮官は「50-50は非常に可能性が高いように思える」と太鼓判を押した。

 43本塁打&43盗塁の時点で史上初。さらなる偉業に注目が集まるが「野球IQもあるし、私が一番見てきたことは、彼はチームプレーヤーだということ。とにかく勝ちたい気持ちが彼にはある」「彼はいい打席を送ろうと努めている。それが物語るのは、彼がチームのためにプレーしているということ」。勝利へ姿勢に感謝していた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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