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大谷翔平、踏み入れる未知の領域「51&54」 すでに“敵なし”も…変え続けるMLBの歴史

Full-Count / 2024年9月3日 12時7分

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

■敵地・Dバックス戦で史上初の44-44を達成…51-54ペース

【MLB】ドジャース 11ー6 Dバックス(日本時間3日・フェニックス)

 ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打2四球3盗塁をマークした。史上初の「44本塁打&44盗塁(44-44)」を達成すると、次の打席で二盗、三盗。これまた新記録の44-46まで数字を更新した。現在のペースなら「51本塁打&54盗塁」。米記者は「誰もいない」と、改めて偉業に驚愕している。

 初回の第1打席は打球速度117.2マイル(約188.6キロ)の痛烈な右前打。4回の第3打席では四球で出塁すると、3試合ぶり44盗塁目。史上初の44-44を達成した。さらに7回の第4打席ではこの日2本目の右前打で出塁し、二盗、三盗と連続で成功させた。2試合ぶりの一発とはならなかったが、足でチームの勝利に大きく貢献した。

 試合を終えてMLB公式のサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニは現在、51本塁打と54盗塁ペース」と報じた。さらに「1シーズンでこの組み合わせを達成した選手は誰もいない。彼の44という数字は、同一シーズンで選手が記録した本塁打と盗塁において、すでに最も高い記録だ」と綴った。

 42-42は1998年のアレックス・ロドリゲス(マリナーズ)以来の2人目の快挙だったが、これからは大谷が新たな“道”を切り拓いていくことになる。試合後の取材では、前人未到の“50-50”に対して「残り試合も分かっていませんが、1試合でも多く健康な状態で出られれば、チャンスはあるのかなと思います」と意気込みを口にした。果たして、どこまで数字を伸ばすのだろうか。(Full-Count編集部)

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