大谷翔平が歴史に刻んだ「7-30-44」 3人だけの快記録…偉業を生み出した“融合”
Full-Count / 2024年9月6日 9時2分
■大谷は今季44本塁打&30二塁打&7三塁打をマーク
また新たな記録を掘り起こした。ドジャース・大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたエンゼルス戦で今季7本目となる三塁打を放った。今季44本塁打&30二塁打&7三塁打を記録し、歴代でもかなり“レアケース”な数字だという。
カナダのデータ会社「StatsCentre」は3日(同4日)、自社X(旧ツイッター)を更新。「シーズンで少なくとも7本の三塁打、30本の二塁打、44本塁打を記録したナ・リーグの選手」と紹介し、「ショウヘイ・オオタニ(2024)、ルイス・ゴンザレス(ダイヤモンドバックス、2021年に7三塁打-36二塁打-57本塁打)、エディー・マシューズ(ブレーブス、1953年に8三塁打-31二塁打-47本塁打)」の3人だとした。
ゴンザレスは同年に自己最多の57本塁打を放ち、ダイヤモンドバックス初の世界一に大きく貢献。マシューズは歴代屈指の大型三塁手で、通算512本塁打を記録し殿堂入りを果たしている。この記録は単にパワーがあるだけではなく、二塁打や三塁打を稼ぐために走力も必要となる。力とスピードの融合がなせる記録だからこそ、歴代でも3人しかいないのだろう。
大谷は4日(同5日)の試合を終えて今季140試合に出場し、リーグ最多44本塁打、99打点は1差の2位と打撃2冠の可能性も十分。すでに史上初となる「44本塁打&46盗塁」を記録するなど、ドジャース移籍1年目から数々の記録を樹立し、フルタイムのDHでは史上初となるMVPの受賞も期待されている。(Full-Count編集部)
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