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大谷翔平とリンドーアでは「比較にもならない」 呆れる米記者…ジャッジ超えも主張

Full-Count / 2024年9月6日 9時37分

ドジャース・大谷翔平(左)とメッツのフランシスコ・リンドーア【写真:ロイター】

■バーランダー氏が断言「オオタニは満票でのナ・リーグMVP」

 ドジャース・大谷翔平投手が3度目のMVPを受賞するのか――シーズンも9月に入り、MVPの行方にも大きな注目が集まっている。ここにきてメッツのフランシスコ・リンドーア内野手を推す声も一部で聞こえているが、米識者のベン・バーランダー氏は「比較にもならない」と断言。さらに大谷は“ジャッジよりも上”と結論づけている。

 米スポーツ局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるバーランダー氏が、司会を務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ」に出演して今季のMVPレースについて言及した。「リンドーアは遊撃手として超一流のプレーをしている」と活躍を認め、守備をこなしていることに関して「DHに対して有利であるべき」としながらも、大谷とは「比較にもならない」と同氏。

「安打、本塁打、打点、盗塁、打率、出塁率、長打率、OPS、OPS+。ショウヘイ・オオタニはこれらの部門でひとつ残らずトップだ。オオタニは史上初の50-50を達成するペースだ」と、攻撃面で圧倒的な差があると分析した。そして「ショウヘイ・オオタニが50-50を達成したら、彼がナ・リーグMVPではないという会話の時間は割きたくない。彼が今球界の誰よりも最高の打撃シーズンを送ったということを話題にするだろう」と断言した。

 さらに、バーランダー氏は大谷の凄さはナ・リーグに限った話でもないとしている。「それはアーロン・ジャッジも含めてのことだ」と同氏。「50-50。僕は63本塁打よりもそのシーズンが欲しい。その上、ジャッジはもう2年前の自身の記録を破るペースにはない。彼がもし63本打って、打率.330でOPSが1.200でも、僕はオオタニのOPS1.000と高打率のシーズンが欲しい」と、大谷に“ベタ惚れ”の様子。そして最後に「ショウヘイ・オオタニは満票でのナ・リーグMVPで、彼は打撃面では今季球界の誰よりも最高のシーズンを送っている」と結論づけた。(Full-Count編集部)

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