日本ハムがサヨナラで3連勝、柳川大晟はプロ初勝利 西武は完封リレー…6日のパ・リーグ

オリックス戦に登板した日本ハム・柳川大晟【画像：パーソル パ・リーグTV】

■楽天・早川が9回途中1失点で自身初＆球団左腕初の2桁勝利

　パ・リーグ公式戦3試合が6日に行われた。ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ-楽天は2-1で楽天が勝利した。

　楽天先発の早川隆久投手は4回までを散発2安打無四死球に抑えると、5回以降は2イニング連続で3者凡退に。7回は先頭に安打を浴びたものの、後続を3人で打ち取り、得点は与えない。8回はわずか7球で3者凡退に打ち取ると、9回裏も続投。先頭に四球を与えながらも2死を奪ったが、ネフタリ・ソト外野手に適時二塁打を浴びたところで降板。あとを受けた則本昂大投手は、高部瑛斗外野手を内野ゴロに仕留めた。

　打線は4回に安田悠馬捕手の適時二塁打で1点を先制。6回には浅村栄斗内野手が12号ソロを放っていた。早川は8回2/3を126球4安打1四球6奪三振1失点で10勝目をマーク。自身初＆球団左腕史上初の2桁勝利を達成した。

　みずほPayPayドームで行われたソフトバンク-西武は1-0で西武が勝利した。西武先発の渡邉勇太朗投手は好投を披露したが、6回直前にアクシデントでマウンドを降りた。それでも、急きょ登板した2番手・佐藤隼輔投手が3者凡退に抑えた。

　打線は4回、佐藤龍世内野手の5号ソロで先制すると、1点リードの7回からは平良海馬投手、甲斐野央投手、アルバート・アブレイユ投手が無失点で繋いだ。西武は連敗を「2」で止めた。渡邉は3勝目を挙げた。ソフトバンクは有原航平投手が8回104球7安打1四球6奪三振1失点の好投を見せるも、一発に泣いた。

　エスコンフィールドで行われた日本ハム-オリックスは3-2で日本ハムが勝利した。日本ハム先発の金村尚真投手は7回105球8安打2四死球8奪三振1失点でマウンドを降りた。2-2の9回には2死満塁とすると、代打のアリエル・マルティネス捕手が押し出し四球を選び、3-2で試合終了。柳川大晟投手がプロ初勝利をマーク、チームは連勝を「3」に伸ばした。（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）