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オリ助っ人が直面する厳しい現状 華やか“デビュー”から2年…抜け出せないマイナー生活

Full-Count / 2024年9月8日 18時50分

元オリックスのジョーイ・メネセス(写真はナショナルズ時代)【写真:Getty Images】

■元オリックスのメネセスは7月にナショナルズ傘下に降格した

 かつてオリックスに所属し、現在はナショナルズ傘下3Aチーム、ロチェスター・レッドウイングスに“降格”しているジョーイ・メネセス内野手が、マイナーでも打率.219と低迷。2か月以上メジャーに復帰できずにくすぶっている。

 メネセスは2018年オフにオリックスに加入したが2019年6月にドーピング検査で陽性反応が出て1年間の出場停止に。そのまま自由契約となった。その後はマイナーを転々としたが、2022年のナショナルズとの契約が転機となった。8月にメジャー昇格を果たすと、同年は56試合に出場し打率.324、15本塁打をマーク。翌2023年は154試合に出場してレギュラーを勝ち取った。

 しかし、今季は打率.231、3本塁打、42打点、出塁率.291、OPS.593とふるわず、7月5日(日本時間6日)に約2年ぶりにマイナーへ降格となった。3Aでもここまで38試合で打率.219、6本塁打、23打点と成績を残せずにいる。

 米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はマイナー降格時に「彼は2022年に魔法のような数か月を過ごしたものの、その後の成績を維持することはできなかった」と記事を掲載。さらに2023年の154試合で打率.275、13本塁打、89打点や、出塁率.321、超打率.401だった成績を紹介し「さほど酷いものではなかった。しかし、彼は足の速さもなく、一塁や外野の守備も強いとは評価されていない」と厳しい批評。さらに「2024年にはさらに悪化した」と伝えられていた。

 彗星のように登場したメジャーで活躍し、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でもメキシコ代表としてもプレーした32歳が、厳しい状況に置かれている。(Full-Count編集部)

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