大谷翔平、史上初の46-46で2冠再浮上 自己最多タイ46号＆更新の101打点…ド軍連勝

46号を放ち、ナインに迎えられるドジャース・大谷翔平【写真：ロイター】

■ガーディアンズ戦で46号…162安打＆101打点は自己最多を更新

【MLB】ドジャース 4ー0 ガーディアンズ（日本時間9日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地・ガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で出場し46号ソロを放つなど2安打1打点の活躍を見せた。自己最多を更新する162安打、101打点をマーク。ドジャースが2連勝を収めた。

　初回の第1打席は左飛に倒れたが、3回2死の第2打席で中前打を放った。2戦ぶり、シーズン161本目の安打で2022年の160安打を抜き、自己最多を更新。しかし、直後にベッツの打席でまさかの牽制死に倒れた。

　5回1死では右翼ポール際へ46号ソロを放った。打球速度116.7マイル（約187.8キロ）、飛距離450フィート（約137.2メートル）、角度34度の特大弾は1955年のワールドシリーズ初制覇を祝う看板に直撃。2021年に記録した自己最多の本塁打数に並び、史上初の「46本塁打＆46盗塁（46-46）」を達成した。

　この一発でメジャー通算217号とし、韓国出身のチュ・シンス（秋信守）が持つアジア出身者最多の通算218本塁打にあと1本に迫った。さらに打点も2021年の自己最多100打点を抜き、ウィリー・アダメス内野手（ブルワーズ）と並んでリーグトップに立った。リーグの本塁打王争いではマルセル・オズナ外野手（ブレーブス）に9本差をつけ独走している。

　第4打席は空振り三振。4打数2安打1打点で打率.291、OPSは.992となった。チームは2連勝で優勝マジックを14に減らした。（Full-Count編集部）