プロ注目の侍右腕を苦しめた“違和感” 3回途中4四死球の乱調「合いませんでした」
Full-Count / 2024年9月9日 10時17分
■報徳学園の今朝丸裕喜は3回持たず2失点で降板「悔しい結果」
世代ナンバーワン右腕の高校野球は苦い思い出で幕を閉じた。侍ジャパンU-18日本代表は8日、台湾で開催された「第13回 BFA U18アジア選手権」の決勝戦で台湾に1-6で敗れた。2大会ぶり6度目の優勝を目指し、先発した報徳学園の今朝丸裕喜投手(3年)が3回持たず2失点。プロ注目右腕は「予想以上に降板は早かった」と悔しさを口にした。
決勝戦の朝、先発を託された。「監督も期待してくれているのですが、期待だけで終わるんじゃなくて、しっかり結果を出したい。一人で投げたいっていう気持ちは強い」と意気込んでマウンドに上がった。今朝丸は3日のスリランカ戦と7日の韓国戦の2試合にいずれも救援登板し、被安打ゼロだった。
しかしこの日は立ち上がりから制球に苦しんだ。3回途中までに4四死球を与え、48球での降板となり「自分としては悔しい結果になりました」と唇をかんだ。海外のマウンドの違いにも苦労した。「言い訳になってしまいますが……硬さや高さが合いませんでした」と最後まで対応できなかったことを反省した。
納得のいく締めくくりとはならなかったが、発言の節々にスケールの大きさを感じさせた。スリランカ戦の後には取材陣へ“MVP宣言”まで飛び出した。普段は多くを語らず、一歩引いた位置から仲間の会話を眺めることの多い今朝丸。ただ野球となると別人のような気持ちの強さがある。
「日本代表のエースには絶対なりたいというか、そういう気持ちはほかの選手よりは絶対強いかなって思います」。試合前に語っていたその一言に、投手に不可欠な素質が光る。誰にも負けたくない。この悔しさを必ず次のステージで活かして見せる。(木村竜也 / Tatsuya Kimura)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
U18侍 台湾に完敗でV逸 石塚先制打も逆転許す…投手陣が6失点 相手上回る10安打も
スポニチアネックス / 2024年9月9日 5時3分
-
高校侍J 台湾に逆転負け、8年ぶり奪冠ならず…小倉全由監督「勝たすことができなかった」
スポニチアネックス / 2024年9月8日 22時45分
-
侍U18、2大会ぶり6度目の優勝ならず 降雨で2度の中断…台湾上回る安打数も完敗
Full-Count / 2024年9月8日 22時42分
-
【U―18】先発・今朝丸裕喜は2回2/3を2失点、逆転を許し降板…決勝・台湾戦
スポーツ報知 / 2024年9月8日 20時45分
-
U18侍 韓国に敗戦も今朝丸好救援で1位死守 緊急登板でピンチ脱出「絶対にアジア1位を」
スポニチアネックス / 2024年9月8日 5時2分
ランキング
-
1【日本代表】中国戦無得点の上田綺世 オランダから批判届く「正直言うと…」
東スポWEB / 2024年9月9日 10時2分
-
2ド軍の広告収入は13倍増…1015億円男・大谷翔平が生み出す驚きの“経済効果”、米紙で紹介
Full-Count / 2024年9月9日 13時18分
-
3【パリパラ】夫婦で手にした世界の頂点!2大会連続でメダル獲得!愛媛県勢の活躍まとめ
南海放送NEWS / 2024年9月9日 18時19分
-
4大谷翔平、特大46号でアジア最多本塁打に王手...韓国「英雄」超えへ 地元メディア熱視線「アジアの主人公が代わる」
J-CASTニュース / 2024年9月9日 15時48分
-
5大谷らの陰で「話題にならない」 40-40間近も困難すぎるNo.1…敵将嘆く“過小評価”
Full-Count / 2024年9月9日 16時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください