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ハイレベルな外野、鷹韋駄天も4番手 内野は遊撃以外初受賞か…データで予想するパGG賞

Full-Count / 2024年9月10日 11時30分

ソフトバンク・栗原陵矢(左)と日本ハム・万波中正【写真:荒川祐史、矢口亨】

■日本ハム・万波は守備数値「UZR」で12球団トップ

 2024年のペナントレースもいよいよ佳境を迎えている。パ・リーグはソフトバンクが優勝へのマジックナンバーを「13」とし、4年ぶりリーグ制覇へひた走っている。チームの浮沈のカギを握る大きな要素の1つが守備。ここではデータを元にパ・リーグ内外野手のゴールデングラブ賞を展望する。

 セイバーメトリクスの指標などを用いてプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータを参照する。用いるのは、守備で平均的な選手と比べた時にどれだけ失点を増減させたかを示す「UZR」。規定イニング到達者のみを対象にした。注目されるのはハイレベルな外野だろう。

 日本ハム・万波中正外野手は右翼で16.5をマーク。これは12球団の全ポジションで最も高い数値だ。初受賞した昨年は12.5。より磨きがかかった。続くのはソフトバンク・近藤健介外野手で、左翼で16.2をマークしている。

 中堅では日本ハム・松本剛外野手が11.7、ソフトバンク・周東佑京内野手が11.1となっている。この4選手の中から3人が選ばれる可能性が高そうだ。一方、昨年まで3年連続受賞の楽天・辰己涼介外野手は中堅で-7.9となっている。

 一塁はソフトバンク・山川穂高内野手が4.7でトップ。初受賞なるか。二塁は5.1の楽天・小深田大翔内野手、4.0の西武・外崎修汰内野手の一騎打ちの様相となっている。小深田なら初受賞、外崎なら3度目となる。

 三塁はソフトバンク・栗原陵矢内野手が13.8で断トツ。こちらも受賞なら初となる。昨年まで3年連続受賞のオリックス・宗佑磨内野手は-6.3となっている。遊撃は昨年まで6年連続で輝いている西武・源田壮亮内野手が7.3で1位。ロッテ・友杉篤輝内野手が5.2で2位につける。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。

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