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大谷翔平が挑む112年ぶりの偉業 走打で浮かんだ偉人の記録…伝説の男まで残り“1”

Full-Count / 2024年9月12日 15時46分

47号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

■大谷翔平の1試合本塁打&盗塁は今季12度目となった

【MLB】ドジャース 10ー8 カブス(日本時間12日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地・カブス戦で第1打席に47号ソロを放ち、2回には四球で出塁すると48個目の盗塁となる二盗を決めた。1試合で本塁打&盗塁は、歴代2位のシーズン12度目となった。

 大谷が今季マークした1試合本塁打&盗塁は今季12度。MLB公式のサラ・ラングス記者によると、1900年以降の歴代最多は通算1406盗塁の“伝説”の韋駄天、リッキー・ヘンダーソン(当時ヤンキース)の13度だった。

 大谷の他に12度は、昨年にロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)と、バリー・ボンズの父ボビー・ボンズ外野手(ジャイアンツ)が1973年にマークしているという。大谷があと1度達成すればレジェンドのヘンダーソンの記録に並ぶことになる。

 また、ラングス記者は別の投稿で「1900年以降、自身の所属リーグで、本塁打王になりながら、かつ40盗塁以上を達成した選手」を紹介。1912年のトリス・スピーカー(52盗塁、10本塁打)、1909年のタイ・カッブ(78盗塁、9本塁打)、1909年のレッド・マレー(49盗塁、7本塁打)、1903年のジミー・シェッカード(67盗塁、9本塁打)で、大谷が本塁打となればスピーカー以来112年ぶり5人目となる。

 大谷の本塁打数はリーグ2位のマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に10本差の独走態勢に入っており、タイトル獲得へ大きく前進している。112年ぶりの“偉業”も視界にとらえている。(Full-Count編集部)

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