西武が球団ワーストの85敗目 18歳のドラ3・杉山はデビュー飾れず…12日のパ・リーグ

西武・渡辺久信監督代行【写真：小林靖】

■楽天・藤井聖は初の2桁勝利に王手

　楽天は12日、西武戦（ベルーナドーム）に7-3で勝利した。先発した藤井聖投手は7回途中まで3失点にまとめ9勝目をマークした。

　藤井は、初回から3イニング連続で走者を背負ったが、失点は許さず。5回まで西武打線を無失点に抑えた。打線は初回に先制すると、4回に浅村栄斗内野手の適時打など6安打を集中。一挙6点を奪い、そのまま逃げ切った。

　敗れた西武は、プロ初登板のドラフト3位・杉山遙希投手が、4回途中6失点で降板。18歳左腕は守備でも2失策とほろ苦い1軍デビューとなった。序盤の大量失点が響き、チームは球団ワーストとなるシーズン85敗目を喫した。（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）