オリックス、比嘉幹貴の現役引退を発表「つらい時間が長かった」 会見&セレモニー固辞
Full-Count / 2024年9月15日 10時33分
■今季は4試合に登板、4月24日に左膝故障で抹消以来出番がなかった
オリックスは15日、比嘉幹貴投手が今季限りで現役を引退すると発表した。チーム一筋15年目の今季は4試合の登板で防御率0.00。4月24日に左膝の鵞足炎(がそくえん)で出場選手登録を外れて以降は出番がなかった。
日立製作所から2009年ドラフト2位で入団した比嘉は、ルーキーイヤーから24試合に登板して防御率1.25をマーク。2014年には自身最多の62試合に登板し、2021年からはリーグ3連覇のチームを支えた。
チーム最年長の41歳はサイドスローからの変則投球で打者を翻弄。通算成績は417試合で26勝11敗、93ホールド3セーブ、防御率2.65となっている。
オリックスはすでにT-岡田外野手、安達了一内野手が今季限りでの現役引退を発表。長くチームを牽引してきたベテランがまた一人、ユニホームを脱ぐ。
○比嘉コメント
「今シーズンをもちまして現役を引退させていただきます。入団した当初は、この年齢までユニホームを着て戦えるとは思っていませんでした。振り返ると15年間のプロ野球生活でしたが、毎年のように怪我をしたり上手くいかない事が多く、つらい時間が長かったです。
そんな中、監督、コーチ、球団スタッフ、トレーナーチームをはじめ周囲の皆さんの多大なお力添えをいただけたことで、ここまでプレーすることができました。心より感謝しております。野球を教えてくれた父、どんな時も見守ってくれた母、文句一つ言わず野球中心の生活をさせてくれた妻、息子達。家族の支えで今があります。ありがとう。
ファンの皆さん、私は京セラドーム大阪のマウンドが大好きです。マウンド上でいただいた、あたたかい声援は、いつも背中を押してくれました。大きなパワーをもらいました。嬉しかったです。
2014年に優勝することができず、チームとして本当に苦しい時期が長くありました。どんな時でも声援を送り続けてくださり、やっと優勝できた時に、ファンの皆さんと喜びを分かち合えたときは、幸福感でいっぱいでした。御堂筋での優勝パレードの景色、一生忘れません。
色々なことがあったプロ野球人生でしたが、恵まれた環境の中でプレーができて、日本一も経験させてもらい本当に幸せ者です。オリックス・バファローズに入れて良かったです。球団からは記者会見や引退セレモニーの打診もいただきましたし、本来であれば、皆様の前で直接お伝えすべきところではありますが、私自身、そういったことが本当に苦手な性分であり、こうして球団や報道を通じてのご挨拶となりますことをお許しください。15年間、本当にありがとうございました」(Full-Count編集部)
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