“守護神・大谷翔平”は「可能性ある」 元エ軍監督、ウルトラCに期待「やるだろう」

ドジャース・大谷翔平【写真：荒川祐史】

■大谷翔平の「クローザープラン」にマドン氏「ショウヘイはショウヘイだ」

　ドジャース・大谷翔平投手はポストシーズンでの「投手復帰」はあるのか。注目の集まる議論を、MLBネットワークの番組「MLBナウ」公式X(旧ツイッター）が話題に上げている。番組のゲストで、エンゼルスの元監督だったジョー・マドン氏は“投手起用プラン”に次いて言及した。

　自身がドジャースの監督であった場合を問われると「あのショウヘイなのだから。ああ、私はやるだろう」と投手起用の可能性を示唆した。発端は司会者が「あなたなら（投手起用を）やりますか？　彼が、痛みはない、球数ももっと投げられると言ったら」と話題を振ったことだった。

　マドン氏は「試合の後半で、クローザーとして使う可能性もある。だが、彼の健康状態が良いなどいろいろ条件がそろってのことだ」と説明。基本的にはDHで起用されているため「彼を試合から外したい場合は、その時点で再び打たせることができない。具体的な計画を練る必要はあるが、それらを踏まえると早い段階で使えないので試合後半にロングリリーフのような投手として起用するのが理にかなっている」と付け足した。

　ただ、当然の答えとして「痛みがない、と彼が言ったなら、投げさせる。彼は健康で、いい感じだ。彼ら（ドジャース）のロースターを見ていて、現在の先発ローテーションよりも優れたブルペンがあることは分かっているが、ショウヘイはショウヘイだ」と口にした。

　状態を確認しながらにはなるが「クローザー大谷」の夢は可能性がゼロではなさそうだ。（Full-Count編集部）