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大谷翔平は「TVとは違う」 国歌斉唱の日本人歌手が安堵「打たなかったら2度と呼ばれない」

Full-Count / 2024年9月18日 12時22分

試合後、取材に対応したナオト・インティライミさん【写真:小谷真弥】

■歌手のナオト・インティライミさんが君が代を熱唱

【MLB】マーリンズ 11ー9 ドジャース(日本時間18日・マイアミ)

 ドジャースの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地・マーリンズ戦で48号2ランを放ち、48本塁打&48盗塁(48-48)とした。この日、試合前には日本人歌手のナオト・インティライミさんが国歌を斉唱。試合後、「ナオトが君が代歌ってホームランが打たなかったらもう呼ばれないので。ほっとしています」と笑った。

 大谷は「1番・指名打者」で出場し、4点を追う3回1死一塁、右腕マコーガンの内角低めをえぐるスイーパーを振り抜き、右翼2階席まで飛ばした。史上初の50-50へ、残り2本塁打、2盗塁と迫った。

 この日の試合は「ジャパニーズ・ヘリテージ・ナイト」と題して行われ、マイアミと日本の2拠点で活動するナオト・インティライミさんが国歌斉唱を行った。黒いセットアップで登場し、君が代を熱唱。大谷も右翼線付近から聴き入っていた。

 試合後、取材に応じたナオト・インティライミさんは「ナオトが君が代を歌うと、大谷さんがホームランを打つと1個良いジンクスをギリギリ作れた。(打たなければ)もう2度と呼ばれなくなっちゃう」と本塁打に興奮。生で大谷のプレーを見たのは初めて。「規格外ですよね。やっぱりテレビで見るのとは違いますし。もう打った瞬間のスタジアムの雰囲気。大谷選手の佇まい、全てが生でしか味わえない経験でした」と振り返った。

 自身は米マイアミと日本の2拠点で活動し、ラテン語圏でもクラブやバーに飛び込み営業をかけることもあったという。「ここからさあやってやるぞと。ジャンルは違うけれど、音楽の日本代表として。これを明日からの糧に繋げたいと思います」と刺激を受けていた。(Full-Count編集部)

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