ド軍敗戦、パドレスと2差 大谷は球団新の95長打も…「53-55」のまま、衝撃三重殺で幕切れ

パドレス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真：荒川祐史】

■1930年ベーブ・ハーマンが持つ94長打の球団記録を94年ぶりに更新

【MLB】パドレス 4ー2 ドジャース（日本時間25日・ロサンゼルス）

　ドジャースの大谷翔平投手は24日（日本時間25日）、本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回の右翼線エンタイトル二塁打で7試合連続安打をマークした。3打数1安打で打率.301。チームは逆転負けを喫し、地区2位・パドレスに2ゲーム差に迫られた。

　初回先頭、右腕キングの初球を右翼線へ弾丸ライナーを打ち返した。打球速度110.4マイル（約177.7キロ）。右翼フェンスを超えるエンタイトル二塁打となった。これが今季35本目の二塁打で、7三塁打、53本塁打と合わせてシーズン95長打。1930年ベーブ・ハーマンが持つ94長打の球団記録を94年ぶりに更新した。

　続くベッツの遊ゴロ失策の間に先制のホームを踏んだ。2回2死一、二塁は四球で出塁。続くベッツが倒れ、得点にはつながらなかった。5回1死では左前へ落ちそうな打球を左翼プロファーにダイビングキャッチされた。7回2死は3球三振に倒れた。

　9回はこの日は「53本塁打＆55盗塁（53-55）」から上乗せはなかった。9回は無死一、三塁からE・ヘルナンデスの中前適時打で1点を返したが、続くロハスが三ゴロでトリプルプレーを奪われ、大谷に打席は周らずゲームセットとなった。

　チームは先発ナックが4回5安打4失点。打線は2回2死満塁でベッツが空振り三振に倒れるなど得点圏であと一本を出せなかった。大事な3連戦の初戦を落とした。（Full-Count編集部）