女子高生が松井秀喜に感激「夢にも思っていなかった」 粋な計らいで実現した再戦
Full-Count / 2024年9月24日 7時28分
■松井秀喜に被弾の岐阜第一高・桑沢「見たことない軌道でした」
松井秀喜氏が23日、「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」の一員として東京ドームで行われた「高校野球女子選抜」との一戦に「4番・中堅」で先発出場し、8回に豪快な3ランを放ってかつての本拠地を沸かせた。直前にマウンドに上がったのは松井氏と同郷の石川県出身、桑沢明里投手(岐阜第一高)で、地元の英雄との対戦を「夢にも思っていなかった」と感激の面持ちで振り返った。
まさかの対戦だった。8回から登板した投手がつかまり、2死一、三塁となったところで侍ジャパン女子代表を率いる中島梨紗監督がマウンドへ上げたのは、左翼にいた桑沢だった。すでに6回に登板して1イニングを投げていたが、中島監督の粋な計らいによる再登板だった。
「いいコースを攻めて、打たれるか抑えるかの2択だったんですけど、自信のあるストレートで勝負したので、すごく気持ちよかったというのがあります」
2ボールからインコースへの118キロの直球を痛打され「当たった瞬間に入ったなと思いました。力強いスイングで……もう凄かったです」。女子野球ではなかなか見ることのない柵越えアーチは「見たことのない軌道って感じでした」と振り返った。
石川県民にとって松井氏は特別な存在だ。「石川県出身の野球選手といえばゴジラ松井選手という感じで育ってきました。その選手と対戦できるとは夢にも思っていなくて。すごくいい経験になりました」と笑顔をみせた。
1度目の登板となった6回にも松井氏と対戦していた。「スーパースターのオーラが凄すぎて。厳しく投げないと打たれると思って、慎重になりすぎてフォアボールになってしまいました」。もったいない四球だったが、思わぬ形で実現したゴジラとの再戦。驚愕の一発を浴びたが「よかったです」。郷土の英雄との勝負は、野球人生での何よりの財産となった。(湯浅大 / Dai Yuasa)
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