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一塁ベンチから見た大谷翔平 滅多打ちも…敵将の惜しみない“感謝”「喜ばしいこと」

Full-Count / 2024年9月28日 14時20分

ロッキーズのバド・ブラック監督【写真:Getty Images】

■敵地・ロッキーズ戦で5打数4安打4打点…イチローを抜く57盗塁も

【MLB】ドジャース 11ー4 ロッキーズ(日本時間28日・デンバー)

 ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、54号3ランを含む5打数4安打4打点の活躍を見せた。試合後の取材に応じたロッキーズのバド・ブラック監督は「選手たちが彼と同じフィールドに立てることは、喜ばしいことだと感じているだろう」と、対戦できることに“感謝”した。

 大谷は2回1死一、二塁で右前適時打を放つと、1死一、三塁から二盗に成功。2001年のイチローと並んでいた日本人シーズン最多盗塁を57に更新した。4回1死一塁では右前打を放ち、続く6回の第4打席だった。無死二、三塁でモリーナの高めに浮いたチェンジアップを強振。確信歩きの一発は打球速度103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離436フィート(約132.9メートル)、角度34度の豪快弾だった。さらに8回にも二塁打を放ち、4安打の固め打ちを見せた。

 ロッキーズ投手陣は22日(同23日)にも大谷に1試合4安打を許した。今季は対大谷に44打数22安打の打率.500、5本塁打と滅多打ちにあっている。それでもブラック監督は「特に若手の選手にとって、彼みたいな選手と対戦できることは、自信に繋がるかもしれない」と笑顔を見せた。

「ショウヘイ・オオタニと同じフィールドでプレーしているからだ。でしょ? (若手の)選手が『ショウヘイ・オオタニと対戦したことがある』と、振り返ることができる。少しだけ自信に繋がると思うよ」とブラック監督。続けて「彼は投打ともに信じられない才能の持ち主だ。選手たちが彼と同じフィールドに立てることは、喜ばしいことだと感じているだろう」と、歴史に残る選手との対戦が“財産”になるとした。(Full-Count編集部)

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