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54-58の裏で…大谷翔平が刻んだ“13人目の偉業” ジャッジも置き去り、衝撃の「410」

Full-Count / 2024年9月29日 11時22分

ロッキーズ戦で安打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

■大谷は第1打席で右越え打、6回の第3打席も右前打でマルチ安打

【MLB】ロッキーズ ー ドジャース(日本時間29日・デンバー)

 また偉業を成し遂げた。ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6回に右前打を放ってマルチ安打とした。これで年間の塁打数は「410」。歴代17位タイ、史上13人目の快挙となった。

 大谷のバットが止まらない。前日の同カードでは54号を含む1試合4安打。この日も初回の第1打席は、右翼手の頭上を越えるフェンス直撃のシングルを放った。第2打席は凡退したが、第3打席でも四球で出塁。アントニオ・センザテラが投手がセットポジションに入っている時にスタートを切り、悠々と58盗塁目をマークした。

 そして、6回先頭の第4打席は痛烈な右前打を放った。試合前の時点でメジャー独走だった塁打数408を、410まで更新した。1930年ベーブ・ハーマン(416)の球団記録に肉薄し、ベーブ・ルースやルー・ゲーリッグらわずか13人しか達成していない数字へと到達した。

 2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)でも塁打数は391。今季は392と自己ベストを更新しているが、それでも大谷とは“大差”。いかに驚異的な記録なのかは一目瞭然だろう。ちなみに、メジャー歴代最高は1921年のベーブ・ルースで457。(Full-Count編集部)

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