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大谷翔平は「スーパースターだ」 1014億円の重圧も“54-59”…ロバーツ監督は大絶賛

Full-Count / 2024年9月30日 7時41分

勝利を喜ぶドジャースのデーブ・ロバーツ監督(左)と大谷翔平【写真:荒川祐史】

■「大きな期待をしているにも関わらず、毎日のように活躍することだ」

【MLB】ドジャース 2ー1 ロッキーズ(日本時間30日・デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打1盗塁をマークした。打率.310で首位打者、3冠王の獲得はならなかったが、54本塁打、130打点でリーグ2冠をほぼ手中に。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「スーパースターだ。感心するのは大きな期待をしているにも関わらず、毎日のように活躍することだ」と賛辞の言葉を並べた。

 昨年12月に10年総額7億ドル(当時1014億円)のメジャー史上最高額でドジャース入り。大きなプレッシャーを物ともせず、打率.310、54本塁打、130打点。59盗塁、OPS1.036とMVP級の大活躍を見せた。「期待を背負っているから、どんなプレッシャーかは想像できない。でも準備だったり、仕事ぶりにものすごく力を注いでいる」と称えた。

 前半戦94試合で29本塁打を放ったが、後半戦は65試合で25本塁打とペースアップ。特に9月は19日の敵地・マーリンズ戦で3連発を含む6安打10打点を記録。月間打率.393、10本塁打、32打点と驚異的な成績を残した。「序盤は今より(ボール球を)追いかけている時期もあったけど、この1か月はとても集中ができている。どれほどいい選手になれるか、証明できたと思う。以前は低めや高めで打ち取ることができたけど、今はストライクゾーンの見極めが別次元」と高く評価した。

 昨年9月に右肘手術を受け、今季は打者に専念。スプリングトレーニングから走塁に注力し、日本人シーズン最多59盗塁をマークした。ロバーツ監督は現役時代に通算243盗塁を決めたが、「もちろん盗塁も。これほど能力がある選手を今まで見たことがない」と大絶賛した。

 欠場はわずか3試合で159試合出場も自己最多だった。「ショウヘイは1年でたった3試合しか欠場していないと思う。多くの選手が欠場する中、継続的に700打席近く立ってくれたことは、私たち(のチームを)良くしてくれた」と鉄人ぶりにも目を細めていた。(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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