巨人オコエは現ドラから「GGいける」 “26.3”の脅威…攻守に覚醒気配「えっぐ」
Full-Count / 2024年10月5日 8時10分
■68試合は自己最多出場…UZR1200は中堅手2位
巨人・オコエ瑠偉外野手が飛躍のシーズンを迎えた。4年ぶりセ・リーグ制覇を果たしたチームにあって、打っては打率.261、3本塁打。中でも外野守備では球界有数の数字を残し、ファンから「センターでGGも取れるだろ」「オコエの守備の上手さにしか目がいかない」と“栄誉”に期待する声もあがっている。
オコエは今季自己最多の68試合に出場。セイバーメトリクスの指標を用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、打撃、守備、走塁、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」は野手チーム6位の高さだった。打撃以上にチームに利得をもたらしているのが守備だ。
守備全般での貢献を示す指標「UZR」は中堅手で両リーグ5位の5.4(150イニング以上)。1200イニングに換算する「UZR1200」では26.3の高さに達し、全体2位に位置している。シーズン最終戦となった10月2日DeNA戦(東京ドーム)でも、4-2の9回2死二塁、森敬斗内野手が左中間を抜けるかのような当たりにも快足を飛ばして追い付き、勝利に貢献している。
外野手の守備規定には到達していないものの、守備範囲と強肩でセンターで堂々たるプレーを披露。SNS上では「オコエもGG賞取ってくれや」「オコエは走塁守備が他者とは段違い」「マジで今年の守備はえっぐいわ」「オコエの守備のうまさにしか目がいかない」と注目する声が寄せられている。
昨年オフに現役ドラフトで楽天から加入。2度の2軍降格を味わうも、7月26日に出場選手登録されると躍動。優勝争いをしていた9月は月間打率.314、1本塁打、8打点、OPS.873の成績を好成績を残すなど、チームの主力に成長した。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
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