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山本由伸、PO開幕投手に「ビックリ」も…「第1戦は流れを左右」強調した“責任”

Full-Count / 2024年10月5日 8時58分

会見に出席したドジャース・山本由伸【写真:小谷真弥】

■負傷者リストから復帰後は「感覚的にはいい」

 ドジャースの山本由伸投手は5日(日本時間6日)、パドレスとの地区シリーズ第1戦で先発する。4日(同5日)に本拠地ドジャースタジアム内で前日会見に臨み、「勝つことに集中して、よりいい状態で迎えたい」などと意気込みを語った。当初の第2戦から第1戦に変更になったことに「多少ビックリするところもありましたけど、第1戦は流れを左右すると思うので、責任を持って投げたい」と決意を表した。

 右腕は「こっちのプレーオフは初めてなので、新しい気持ちで全力で頑張りたいと思います」と語った。パドレスについては「いい打者がたくさんいる」と警戒した

 これまでに日本シリーズやWBCを経験。「もちろんプラスに働くところがあると思いますけど、とにかくいつもと変わらない気持ちで、集中して投げたい」と心境を明かした。負傷者リスト(IL)から復帰後は「感覚的にはいいと思います。試合での感覚もいいものが出てきている。自信を持ってマウンドに上がりたいと思います」と述べた。

 大谷翔平投手とともにWBCで戦って「WBCでもリーダーシップを出してくれた。チームをすごく引っ張ってもらったのは覚えています」と語った。日本選手が4人顔を揃えることに、「より高いレベルでプレーできるのは嬉しく思いますし、それ以上に日本のファンが楽しみにしている」と語った。

 当初は6日(同7日)の地区シリーズ第2戦で先発することが予定され、山本も首脳陣から通達されたと明かしていた。しかし、地区シリーズは5回戦制。中5日が空く第5戦での先発も想定し、5日(同6日)の第1戦に変更になった。「昨日(3日=同4日)の練習前に(デーブ・ロバーツ)監督と話をして伝えられました」と明かした

 パドレスはディラン・シーズ投手が地区シリーズ第1戦で先発する。山本とダルビッシュ有の、ポストシーズン初となる日本人投手の投げ合いは幻となった。ドジャースの先発はタイラー・グラスノー、ギャビン・ストーンらチームを支えた主戦投手が離脱している。山本には移籍1年目からエース級のフル回転が期待される。(Full-Count編集部)

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