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大谷翔平が備える“特異能力”「唯一無二だ」 PO初戦で指揮官実感「本当に感心する」

Full-Count / 2024年10月6日 15時2分

パドレス戦に勝利し、ドジャース・大谷翔平とタッチを交わすデーブ・ロバーツ監督【写真:荒川祐史】

■指揮官驚き…大谷は「興奮度を高められるスイッチを持っている」

【MLB】ドジャース 7ー5 パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦で5打数2安打3打点。2回に同点の3ラン、再びリードを許した4回には中前打で出塁し、同点のホームを踏んだ。デーブ・ロバーツ監督はその勝負強さを絶賛。「本当に感心する」「唯一無二だ」と称えた。

 大谷は3点を追う2回二死一、二塁でプレーオフ初アーチとなる同点3ラン。再び2点ビハインドで迎えた4回1死一、二塁ではバットを折られながらもセンター前に運び、テオスカー・ヘルナンデス外野手の適時打で同点のホームを踏んだ。

 今年の春先は得点圏で打てないことが取り沙汰されたが、今や昔。「大谷はどうやってスイッチを切り替えているのでしょうか」と問われたロバーツ監督は「私には分からない。間違いなく言えることは、彼には興奮度を高められるスイッチを持っているということだ。そうすることでプレッシャーに感じて空回りしたり、緊張を感じること(を抑えられる)」と分析した。

 左飛に倒れた第1打席も「それが見られた。打席でストライクゾーンの見極めができていた」と解説。「彼ほど継続的に大きな場面で打てる選手を私は見たことがない。本当に感心する」と感服した。

 指揮官はさらに「でも、どうやって(スイッチを入れているか)私にはわからない」とも。「他の選手にもその能力があったらいいと思うけどね。唯一無二だ」と賛辞を並べた。オンとオフの切り替え、打席での集中力などに“特異能力”を発揮する大谷。大活躍する大きな理由のようだ。(Full-Count編集部)

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