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大谷翔平は「非現実的」 PO豪快デビューで“恐怖”…敵軍ナインも口々に称賛

Full-Count / 2024年10月7日 10時6分

パドレスとの地区シリーズ第1戦で本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

■シルト監督は警戒「明らかに打線のなかで危険な存在」

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われるパドレスとの地区シリーズ第2戦に「1番・指名打者」で出場する。前日の第1戦では一時同点となる3ランを放つなど、2安打3打点の活躍。ド派手なプレーオフデビューから一夜明け、パドレスナインも戦々恐々としていた。

 豪快な一発は2回の第2打席だった。3点を負う2死一、二塁で右翼席へ叩き込んだ。打った瞬間、大谷はバットを放り投げ雄叫びを露わ。その後もしぶとく中前に運ぶなど、パドレスの勢いを断ち切った。

 一夜明け、マイク・シルト監督は「彼は明らかに打線のなかで危険な存在だと私たちは認識している」と警戒マックス。「彼をどう料理するか考えないといけない。彼だって人間だ。昨日だって複数回彼を打ち取って、バットも折った」と振り返った。

 ザンダー・ボガーツ内野手も「この試合で最高の選手の一人。驚異的なシーズンを送った」と称賛。前日の本塁打に「タフな球だったのに」と苦笑いする。

 前日に三振に打ち取ったタナー・スコット投手も「もう一人のグレートな打者として見ないといけない。ここにいる全員がかなりいい選手だからね」と警戒心をあらわにする。大谷の次にはムーキー・ベッツ。フレディ・フリーマン両内野手とMVPコンビが並ぶ。「彼がやっていることはアンリアル(非現実的)。ただ、1球1球、先のことを考えず彼と向き合うしかないんだ」。逃げることはできない現状に嘆いていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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