マチャドがド軍に苦言「俺たちは大谷に当てようとしてない」 死球から激しい口論に

ドジャース戦に出場したパドレスのマニー・マチャド【写真：Getty Images】

■タティスJr.が死球を受け…場内が不穏な空気に

【MLB】パドレス 10ー2 ドジャース（日本時間7日・ロサンゼルス）

　パドレスは6日（日本時間7日）、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第2戦に10-2で大勝を収めた。試合後、マニー・マチャド内野手は、フェルナンド・タティスJr.外野手が左足に死球を受けたことを受けて「俺たちはオオタニにぶつけようとはしていない」と、不満を口にした。

　6回のパドレスの攻撃で、先頭のタティスJr.は相手先発のジャック・フラハティ投手から左足に死球を受けた。初回には先制ソロを放っていただけに、ベンチのマチャドはヒートアップしてフラハティに向かって言葉を吐いていた。

　その後、マチャドが空振り三振に倒れると、マウンドのフラハティがマチャドに向かって暴言。裏のドジャースの攻撃時には、三塁を守るマチャドとベンチのフラハティが怒りの表情で言葉を言い合っていた。

　MLB公式のパドレス番AJ・カサベル記者が伝えたところによると、試合後に取材に応じたマチャドは、チームの大黒柱が死球を受けたことを引き合いに出し、「彼らには、オオタニという球界の中のベストプレーヤーがいるじゃないか。俺たちは彼にぶつけようとはしていない。俺たちは彼からアウトを奪おうとするだけ。そうだろ？　だから俺の仲間にぶつけようとするなよ」と苦言を呈した。（Full-Count編集部）