ダルビッシュ、大谷は「凄く頭がいいので」 無安打1Kで完勝「1球1球反応を見ながら」

ドジャース・大谷翔平とパドレス・ダルビッシュ有が対戦した【写真：荒川祐史】

■プレーオフ通算5勝目「なるべく早く打たせるように」

【MLB】パドレス 10ー2 ドジャース（日本時間7日・ロサンゼルス）

　パドレスのダルビッシュ有投手は6日（日本時間7日）、敵地・ドジャース戦に先発登板し、7回被安打3、3奪三振1失点の好投でプレーオフ通算5勝目を挙げた。大谷翔平投手との対戦は3打数無安打1奪三振に抑えて“完勝”。試合後のテレビインタビューで「1球1球の大谷君の反応を見ながら投げていきました」と振り返った。

　負けたらドジャースに王手をかけられる一戦。「ゾーン内で勝負してなるべく早く打たせるようにしましたけど、いい方向にいってよかった」。打たせて取る投球で、安打を許したのは2回と5回のみ。2回には無死満塁のピンチを招くも、犠飛の1点で抑え込んだ。

　大谷との対戦は初回の第1打席は追い込んでから外角スライダーで空振り三振に仕留めた。3回1死の第2打席は再びスライダーで一ゴロ。6回先頭の第3打席も投ゴロに抑えた。

　試合後、大谷との対戦については「頭が凄くいい選手だと思うので、1球1球の大谷君の反応を見ながら投げていきました」と振り返った。

　初回にはムーキー・ベッツ内野手の大飛球を左翼手のジュリクソン・プロファー外野手が好捕。ファンと交錯して一瞬本塁打かと思われたが、グラブに収まっていた。ダルビッシュは「自分もホームランだと思いました。アウトだったのでよかったなと思います」を笑顔を見せた。（Full-Count編集部）