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MVP候補が沈黙…ジャッジは2戦0本塁打、ウィットJr.10の0 地区シリーズ4カードが1勝1敗

Full-Count / 2024年10月8日 11時45分

ロイヤルズ戦に出場したヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:Getty Images】

■ジャッジは2戦で1安打…8回の内野安打のみ

【MLB】ロイヤルズ 4ー2 ヤンキース(日本時間8日・ニューヨーク)

 ロイヤルズは7日(日本時間8日)、敵地で行われたヤンキースとのア・リーグ地区シリーズ第2戦に4-2で勝利した。これでシリーズ成績は1勝1敗。9日(同10日)から本拠地カウフマン・スタジアムで2試合を戦う。

 第1戦は試合が二転三転する乱打戦の末に、ヤンキースが6-5で勝利。第2戦も先制のチャンスを掴んだのはヤンキースだった。初回先頭から2者連続四球で塁をにぎわし、迎えるは今季58本塁打&144打点で2冠を手にしたアーロン・ジャッジ外野手。しかし、簡単に三振に終わると、後続も打ち取られて得点できなかった。

 ヤンキースは3回、2死から5番のジャンカルロ・スタントン外野手がボビー・ウィットJr.内野手を強襲する適時打を放って先制に成功。しかし、好投していたカルロス・ロドン投手が直後の4回につかまり、先頭のサルバドール・ペレス捕手が左中間へ同点ソロ。トミー・ファム、ギャレット・ハンプソン両外野手、マイケル・ガルシア内野手の適時打が飛びして、一気に4-1とリードを許した。

 その後は試合が膠着。ジャッジは8回に三塁内野安打を放ってシリーズ初ヒットを記録したが、併殺打で機を逸した。ヤンキースは8人を投入する必死の継投を見せたが、ロイヤルズ投手陣の前に9回にソロを返すにとどまった。また、今季トリプルスリーを達成したウィットJr.は10打数無安打。ジャッジともどもMVP有力候補の2人が沈黙している。

 この日はタイガースがガーディアンズに勝利しており、地区シリーズは両リーグとも1勝1敗のタイ。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、地区シリーズが導入された1995年以降、すべてのカードが1勝1敗で折り返すのは史上初だという。(Full-Count編集部)

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