大谷翔平、第4打席も四球 負ければ今季終了…後がない一戦で3打席連続出塁

パドレス戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真：荒川祐史】

■第2打席は右前適時打、第3打席は四球も…不運に泣かされて生還ならず

【MLB】パドレス ー ドジャース（日本時間10日・サンディエゴ）

　ドジャース・大谷翔平投手は9日（日本時間10日）、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第4戦に「1番・指名打者」で先発出場。第4打席も四球で出塁した。第2打席は右前適時打、第3打席は四球だった。

　第1戦で本塁打を放った右腕シーズに対して、第1打席は二ゴロ。第2打席は一、二塁間を破る右前打を放った。左腕モレホンと対した4回の第3打席は四球を選んだ。5点リードの6回2死一塁では右腕エストラーダから四球。フルカウントからの9球目を見極めた。

　ムーキー・ベッツ内野手の中飛でタッチアップし、二塁を陥れる好走塁。続くテオスカー・ヘルナンデスの打球は三塁線を破ったかに見えた。しかし、審判を直撃する不運。本塁を狙っていた大谷はタッチアウトとなった。

　これまでのプレーオフ3試合の通算成績は打率.231（13打数3安打）、1本塁打、3打点、6三振、OPS.692だった。1勝2敗で迎えた第4戦。後がなくなった中で、3打席連続出塁と躍動し、チームを引っ張っている。（Full-Count編集部）