ド軍指揮官“作戦的中”にご満悦 ブルペンデーは「とても効果的」…第5戦は「選択肢ある」

パドレス戦後に取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真：川村虎大】

■12日の第5戦はドジャースタジアムで行われる

【MLB】ドジャース 8ー0 パドレス（日本時間10日・サンディエゴ）

　ドジャースは9日（日本時間10日）、敵地で行われたパドレスとの地区シリーズ第4戦に8-0で勝利した。大谷翔平投手は「1番・指名打者」で先発出場し、負ければ終戦の大一番で3打数1安打1打点、2四球をマークした。ポストシーズンの打率.250。チームは12安打8得点で完封勝ちし、対戦成績を2勝2敗に。3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出へ“逆王手”をかけた。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「幸運なことに、今晩のブルペンはとても効果的だった」と救援陣をたたえた。

　先発のライアン・ブレイシア投手から8投手の継投策でパドレス打線を完璧に封じた。救援陣の奮闘に「彼らは（チームに）貢献してくれた。全体的に彼らは効果的だったし、（いつもより）長い投球回数を投げる可能性があったことも理解してくれた」と絶賛した。

　無失点のリレーで第5戦に望みをつなぎ「素晴らしいことだ。だから、選択肢はある。（今日と）同じようにブルペンゲームにできるし、ジャック（フラハティ）、ヨシノブ（山本）でも可能だ」と言及した。

　第5戦はドジャースの本拠地ドジャースタジアムで行われる。ドジャースは勝てば3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出となる。必勝の一戦に指揮官は「（作戦は）明日考える。そして、リリーバーに話して状態を確かめる」と冷静な姿勢を貫いた。

　対するパドレスは2年ぶり地区シリーズ突破をかけて、ダルビッシュ有投手が先発する予定になっている。（Full-Count編集部）