無安打でも…大谷翔平は「影響を与える」 編成部長が感心した唯一無二の“存在感”

パドレス戦に勝利し笑顔を見せるドジャース・大谷翔平【写真：Getty Images】

■山本には称賛「第1戦から巻き返し、競う姿を目の当たりにした」

【MLB】ドジャース 2ー0 パドレス（日本時間12日・ロサンゼルス）

　ドジャースは11日（日本時間12日）、本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第5戦に2-0で勝利し、3勝2敗で3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平投手は、ダルビッシュ有投手に3打数無安打に封じられるなど4打数無安打だったが、アンドリュー・フリードマン編成本部長は“存在感”を強調した。

　地区シリーズは初戦に3ランを放った大谷。フリードマン編成部長は「ショウヘイが安打を打っていない時でも、彼の打順が回ってくる時のことを相手は考えるものだ。それが投球プランに影響を与える」として、チームに及ぼす力を称えた。

　また先発して5回2安打無失点で勝利投手となった山本由伸投手については「本当に良かった。第1戦から巻き返し、競う姿を目の当たりにした。そして彼は（第5戦で）投げたがっていた。観客の活力を糧にしていたのがみんなにわかっていた」と称賛した。（Full-Count編集部）