ダルビッシュ、7回途中2失点で降板 大谷翔平を無安打も…痛恨のソロ2発にうつむく

7回途中で降板したパドレス・ダルビッシュ有【写真：ロイター】

■対大谷は空振り三振、三飛、空振り三振も…味方が無援護

【MLB】ドジャース ー パドレス（日本時間12日・ロサンゼルス）

　パドレスのダルビッシュ有投手は11日（日本時間12日）、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第5戦に先発登板した。山本由伸投手とプレーオフでは史上初となる日本人同士の投げ合い。7回途中2失点でマウンドを降りた。

　初回はフリーマンに安打を許すも無失点の立ち上がり。2回に2死からE・ヘルナンデスに左翼上段へ先制被弾を許したが、後続を絶った。3回から6回まで走者を1人も出さない好投を見せたが、味方が山本の前に援護できなかった。

　7回1死ではT・ヘルナンデスに痛恨のソロを浴び、2点目を献上。続くマンシーを右飛に抑えたところで交代した。ダルビッシュはうつむきベンチへ下がると、同僚から肩を叩かれ労われた。6回2/3、77球を投げ、3安打2失点4奪三振。

　大谷とはプレーオフ2度目の対戦。初回の第1打席はフルカウントから内角低めのスライダーで空振り三振。3回1死の第2打席はカッターで三飛、6回1死の第3打席は追い込んでから外角の緩いカーブで空振り三振に仕留めた。プレーオフでの対戦成績は6打数無安打となった。

　前回登板となった6日（同7日）の同シリーズ第2戦では7回3安打1失点で勝ち投手に。大谷を空振り三振、一ゴロ、投ゴロで3打数無安打に抑え込み、プレーオフ通算5勝目を挙げていた。2勝2敗で迎えた第5戦のマウンドを託されていた。（Full-Count編集部）