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山本由伸、5回2安打無失点…PO初勝利の権利手に降板 監督とハグ、ダルと日本投手対決

Full-Count / 2024年10月12日 10時25分

パドレス戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

■地区シリーズ第5戦で先発、勝てば地区シリーズ突破

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間12日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第5戦に先発。ダルビッシュ有投手とポストシーズン初の日本投手対決。5回2奪三振2安打無失点と好投し、ポストシーズン初勝利の権利を持って降板した。

 注目の立ち上がり。初回先頭のアラエスを一ゴロに仕留めると、タティスJr.をスライダーで空振り三振。プロファーを二ゴロに抑えた。2回は2死からボガーツを四球で出したが、後続を断ち切った。

 連打で招いた3回1死一、二塁のピンチではタティスJr.を三ゴロ併殺打に切った。4、5回と2イニング連続で3者凡退に抑えた。マウンドを降りると、ベンチ前でロバーツ監督とハグ。大谷からは頭を撫でられた。ポストシーズン防御率5.63。最速98.2マイル(約158.0キロ)だった。

 山本は前回登板の5日(同6日)の第1戦で3回5安打5失点。期待に応えることができなかった。ロバーツ監督は「ヨシノブは通常通りの休み(登板間隔)だ。ジャック(フラハティ)も通常通りの休みだけど、登板間隔は少ない」と説明した。

 勝てば3年ぶりの地区シリーズ突破、敗れれば終戦となる大一番。指揮官は「間違いなく打者はいい。彼はここの打者をまだ学んでいる最中だ。でも、彼の人生にとって一番となる試合を託すことにした。身体的にも精神的にもいい状態にいると思う」。ロバーツ監督の信頼に応える快投となった。(Full-Count編集部)

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