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山本由伸に「人生一番となる試合を託す」 ド軍監督が“エース”の期待「今こそ発揮」

Full-Count / 2024年10月12日 5時32分

試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

■勝てばリーグ優勝決定S進出の大一番でダルビッシュ有と投げ合い

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間12日・ロサンゼルス)

 ドジャースの山本由伸投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われるパドレスとの地区シリーズ第5戦に先発する。デーブ・ロバーツ監督は、勝てば3年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出が決まる大一番の先発を託したことについて「ヨシノブは通常通りの休み(登板間隔)だ。ジャック(フラハティ)も通常通りの休みだけど、登板間隔は(山本より)少ないからだ」と説明した。

 山本は5日(同6日)の第1戦では3回5安打5失点だった。中5日を空けての登板で、パドレスはダルビッシュ有投手と投げ合う。指揮官は「ブルペンも山あり谷ありで、(先日と)同じように起用できるわけではない。ヨシノブはエース格の先発だと思っている。今こそ(能力を)発揮するときだ。降板した場合は複数の選択肢があるが、私たちは彼が先発することに自信を持っている」と大きな期待を寄せた。

 指揮官は、山本の好調のバロメーターについて「カーブ、スプリット、スライダー、速球の制球。機能している球種を見つけ、相手の反応を見ること」と話し、「制球が正確であれば、私たちにとっていい日になるだろう」とポイントを挙げた。

 序盤には苦戦もあったが「間違いなく(MLBの方が)打者がいい。彼はここの打者をまだ学んでいる最中だ。でも私たちは、彼の人生にとって一番となる試合を託すことにした。身体的にも、精神的にもいい状態にいると思う」と揺るがぬ信頼を口にした。

 なおドジャースの大谷翔平投手は「1番・指名打者」でスタメン出場する。ここまで地区シリーズは全4試合に出場し、打率.250(16打数4安打)、1本塁打、4打点となっている。(Full-Count編集部)

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