ロッテ・佐々木朗希が8回0封の快投 一発攻勢でファイナル進出に王手…12日のパCS

日本ハム戦に登板したロッテ・佐々木朗希【画像：パーソル パ・リーグTV】

■ハムは加藤貴が7回途中2失点も打線の援護なく

　エスコンフィールドで行われた日本ハム-ロッテの「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファーストステージ第1回戦は、2-0でロッテが勝利した。

　ロッテ打線は4回まで走者を出す場面がありながらも、得点につながらず、相手先発・加藤貴之投手の前に苦しい展開が続く。それでも5回、先頭・中村奨吾内野手の1号ソロで先制に成功。さらに7回には、グレゴリー・ポランコ外野手に1号ソロが飛び出し、リードを2点に広げた。

　先発の佐々木朗希投手は初回、2四球を与えるも、佐藤都志也捕手の盗塁阻止もあり、無失点で立ち上がる。以降は要所を締める投球で、6回まで二塁を踏ませない投球を披露。7回は、安打などで2死二塁とされたが、続く万波中正外野手を3球三振に仕留めた。8回も2死から安打を許したが、後続を断ち、8回112球5安打2四球9奪三振無失点でマウンドを降りた。

　2点リードのまま迎えた9回は、鈴木昭汰投手と益田直也投手で3者凡退に抑えて試合終了した。日本ハムは、先発の加藤貴が6回1/3を71球8安打無四死球4奪三振2失点の粘投も、打線が5安打無得点に終わった。フランミル・レイエス外野手、万波が2安打をマークしている。（「パ・リーグ インサイト」編集部）

（記事提供：パ・リーグ インサイト）